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『DEATH NOTE 前編-ディレクターズカット版-』 鑑賞

監督 金子修介
出演 藤原竜也松山ケンイチ瀬戸朝香香椎由宇細川茂樹戸田恵梨香青山草太中村育二 、清水伸 、小松みゆき

内容

同名人気コミックの実写映画化。
主人公、夜神月(藤原竜也)が、名前を書くとその人間を殺すことの出来る、死神の持つ"デスノート"を使い、犯罪者に次々と裁きを下していく…

感想

ナンでしょう、この感じ?、これは原作を知っている人間は多少は楽しめるが、予備知識の無い人間は楽しめない内容だと思う。

監督

本当に金子監督作品かと疑いたくなるほどの、チープな人物描写&カメラ割りは、ヒドイ!!
これなら堤幸彦さんか飯田譲治さんが撮った方が面白いものが出来ていたのではと思わずには居られない。

脚本

あまりに安直で原作に頼りすぎた脚本、人物描写がチープなのは脚本のせいでもある、もっと良い脚本家いなかったの?

役者

演技に関しては、中堅の俳優陣は良いとして、数名の若手(誰とは言わないが)はダメ。
あとエキストラが酷い、ありぁ無い、演技(エキストラだが)の程度を知らなさ過ぎる。

まとめ

これだけの話題作にしては、制作費ケチった感がありまくり。(リュークのCGに使いすぎた?)
全体的につめが甘すぎ、劇場公開する出来とはとても思えない、それは上記の映像・脚本・演技、供にだ!!、こんなんならTVで十分。
後編は原作とは違ったオリジナルのラストに期待したい、でも倫理的に月の勝ちは有り得ないだろうな。


以下、私のツッコミ。
1. 大衆の描写、ふざけているとしか思えない程悪く、
まるで堤幸彦作品に出てきそうな「キラ様~」とか言っている変な奴とかも笑ってしまう。
2. デスノートに書く名前がデカイ、とてもA型気質の月のキャラクターとはかけ離れている、これじゃあすぐにページが埋まってしまうとツッコまれる。(まあ原作でもページ数には触れていないが)
3. それとデスノートが綺麗過ぎ、あのボロボロの姿したリュークが持っていたとは思えないほど、角が擦れたりしていたりした方が説得力がある筈。
4. スガシカオさんの曲の使い方。
5. レイ・ペンバーがレイ・イワマツって…
6. バスから降りて撥ねられるシーンはまるでコント、普通はフロントガラスに頭から行く。
などなど