旧いまここにあるもの

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交響詩篇エウレカセブンDVD全巻購入

ようやくエウレカのDVDシリーズがそろったので、今更ながら感想を書くことにする。
最初第一話を鑑賞したときは「なんてクオリティが高いんだ!!」と思ったものである
初期はオリジナリティが有る作品だなと自分は思っていた、巷での「エウレカエヴァのパクリ」と言うほど最初は似通っていなかった気がする、自分は見ていてあまりエヴァを意識したシーンは無かったので「何を言っているんだ」と思っていたのだ!!、(自分はあまりパクリというのを意識しないように作品を見るタイプである)
だが話が進むにつれてエヴァ的な展開が目に付きだし、ランバラル風のオジサン登場で、「あっパクってるな」と正直思った、
その後の展開はエヴァから離れ安心したのだが甘かった!、最終回はエヴァの劇場版を意識しまくりな感じで、「あっやっぱりエヴァになるんだなー」という感想だった。(ま作画は凄いんだけどね)
なぜ同じ構図、同じ展開にする必要があるのか理解に苦しむ、むしろ製作者側はわざと似せているとしか思えない、雑誌で誰かが「エウレカセブンエヴァ劇場版をハッピーエンドにした作品だ」とか言っていたが、まさにその通りなのだ、ようはシンジ(レントンとドミニク)に度胸があって、レイ(エウレカ)やアスカ(アネモネ)に「好きだ!!」と言える作品なのだ。
もうスタッフが大人の権限利用しまくって自分が好きな作品を組み合わせ同人誌的に作った作品だと自分は思っている。(ある意味羨ましい)
なので元ネタを見たことの無い最近のアニメしか観ていない人は純粋に楽しめたのではと思うが、オリジナルの作品を見たことの有る人は意識しないようにしても思い出してしまう、(やっぱりオリジナルが凄過ぎる)
それと詰めれば24話で行けたのではとも思った、(途中で中だるみした印象があったので)
だが近年のアニメでロボット・車・戦艦などがCGで描かれる作品が多い中であまりCGに頼らずに作画の力を見せ付けてくれた戦闘シーンなどは流石だ、アネモネ×ドミニク・レントン×エウレカの告白シーンなどでは、じわっと目頭が熱くなったりもした、往年の作品を意識せずに見ればなかなか質の高い作品だったのではと思う。  

以上