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『テルマエ・ロマエⅡ』(2014年) -★★★★☆-

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スタッフ&キャスト

製作: 2014年 日本
時間: 113分
原作: ヤマザキマリ 
監督: 武内英樹  
脚本:
 橋本裕志
音楽: 住友紀人   
出演:
 阿部寛(ルシウス)
   上戸彩(山越真実)
   北村一輝(ケイオニウス)
   竹内力(館野)
   宍戸開(アントニヌス)
   勝矢(マルクス
   キムラ緑子(山越由美)
   笹野高史(山越修造)
   市村正親ハドリアヌス
   勝矢(マルクス
   曙(アケボニウス)
   琴欧州(コトオウシュヌス)

あらすじ

コロッセオで行われる決闘が娯楽として支持を集めていた古代ローマ
斬新なテルマエを作ったことで王ハドリアヌスに認められた浴場設計士ルシウスは、そこで戦うグラディエーターを癒すテルマエの建造を任される。
思い悩んだルシウスは再び「平たい顔族」の住む地を訪れ、そこで理想のテルマエのヒントを得るのだった。
ローマに戻り血生臭い決闘を止めさせ、職を失った人々に働く場所を提供していくルシウス。
だが彼の行動は民衆の戦意を高揚させ他国を侵略し国土を拡大しようと画策する強硬派にとっては邪魔なものでしかなかった…。 

予告映像

感想

先週地上波放送された『テルマエ・ロマエⅡ』をようやく録画鑑賞。
阿部ちゃんをはじめとする平たい顔族らしからぬ濃い~顔面を持った俳優陣が古代ローマ人を演じるという異色の実写化によって大ヒットを記録した前作も相当面白かったのですが、今回もなかなかぶっ飛んでいて笑わせて頂きました。

とにかく阿部ちゃんの秀逸なリアクションと、クソ真面目なナレーションのギャップに抱腹絶倒。
スモウレスラーとの絡みや、初体験のマッサージチェア
ウォータースライダーで遊び、ビールにガツンと来て、ウォシュレットにまた感動する。

前作のヒットを受け製作費がアップしたのか、古代ローマの巨大セットで撮影したり現地のエキストラを大量に雇うなど映像が豪華になっている反面、タイムスリップシーンは例によってトイレに人形を流すだけというバカバカしさ。
露天風呂で作り物感丸出しのクマと松島トモ子さんを絡ませるなどスタッフいい加減にしろwwww。
キャッチコピーの「世紀のSF(すごい風呂)超大作」含め、真面目にふざけてる感が半端ない。

史実を元にした陰謀展開はちょろっと盛り込んでみました程度で物足りなく感じますが、長々とシリアスされても困るのでこれでOK。
最後は「ラブ&ピース」ならぬ「風呂&ピース」で大団円。
メタフィクション的なオチを含め今回もすごく面白かったです。