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『フライト・ゲーム』(2014年) -★★★☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Non-Stop
製作: 2014年 アメリ
時間: 107分
監督: ジャウム・コレット=セラ
脚本: ジョン・W・リチャードソン クリス・ローチ ライアン・イングル
音楽: ジョン・オットマン
出演: リーアム・ニーソン(ビル・マークス)
    ジュリアン・ムーア(ジェン・サマーズ)
    スクート・マクネイリー(トム・ボーウェン)
    ミシェル・ドッカリー(ナンシー)
    ネイト・パーカー(ザック・ホワイト)
    ジェイソン・バトラー・ハーナー(カイル・ライス)
    アンソン・マウント(ジャック・ハモンド)
    コリー・ストール(オースティン・ライリー)
    ルピタ・ニョンゴ(グウェン)

あらすじ

 ニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル。
しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。
やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。
2人目、3人目と犠牲者が続くなか、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。
ビル自身にも疑惑の目が向けられてしまう…

予告映像

感想

間もなく新作『ラン・オールナイト』が日本公開される『アンノウン』でもタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督×リーアム・ニーソンの『フライト・ゲーム』を観る。
 
アルコール依存症の航空保安官の携帯に「身代金を支払わなければ乗客を1人ずつ殺す」という犯行予告が届く。
密室の旅客機内で1人、また1人と増えていく犠牲者。
やがて犯人の指定した口座は航空保安官の名義である事が判明し乗客は疑心暗鬼に陥っていく…というもの。
 
主人公がアルコール依存症で過去に問題を抱えているという映画通なら勘ぐってしまうような設定など仕掛けは面白いのだが、予知能力者かってくらい先の展開を読んでいた実に回りくどい知能犯の詰め甘さなど納得がいかない部分も多数
さらに驚いたのは犯行動機で、あの事件の被害者遺族を加害者にするって怒られたりしないのかね?。
 
観る前はジョディ・フォスター主演の『フライトプラン』みたいな内容を想像していたのですが、一部の要素や強引な展開など当たらずとも遠からず。
でも意外にちゃんとアクション映画していて、二転三転する展開を含め中弛みする事なく最後まで楽しめました。