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『アドレナリン』(2006年) -★★★☆☆-

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原題 CRANK
製作 2006年 アメリカ/イギリス
時間 94分
監督 ネヴェルダイン 、テイラー
脚本 ネヴェルダイン 、テイラー
音楽 ポール・ハスリンジャー
出演 ジェイソン・ステイサム(シェブ・チェリオス)
   エイミー・スマート(イヴ)
   ホセ・パブロ・カンティージョ(リッキー・ベローナ)
   エフレン・ラミレッツ(ケイロ)
   ドワイト・ヨーカム(ドック・マイルズ)
   レノ・ウィルソン(オーランド)
   キーオニー・ヤング(ドン・キム)
   カルロス・サンス(カリート

あらすじ

とある犯罪組織に所属する殺し屋シェブは激しい頭痛と共に自室で目覚める。
朦朧とする意識の中、対立している中国系ギャング・リッキーからのビデオメッセージによって中国製の合成毒薬を注射された事実を知り激怒。
落とし前を付けるべくリッキーを探し奔走する中、アドレナリンを出し続ける事で毒の症状を弱められる事を知る。
かくして興奮状態を維持しつつ復讐へとひた走るジェブの大暴走が始まる…。

予告映像

感想

毒を盛られて絶対絶命。
あの手この手でアドレナリンを出し続けリベンジマッチへ突っ走る!!。
こんな一発ネタで全編やり遂げた快作。
監督はこれがデビュー作らしく続編『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』でもメガホンをとっているが、ネタの馬鹿さ加減に比べ意外に演出などはキレがあって映像もスタイリッシュ。
開始早々TVをぶっ壊して、車でショッピングモールを大暴走。
麻薬をキメて黒人ギャングにケンカをふっ掛けるなど、復讐を遂げるまで死ねないジェブは思いつく事をヤリまくってアドレナリンを出し続ける!!。
下品この上無い描写や暴力の連続で、ジェイソン・ステイサムはよくもまぁこんな映画に出たもんだ。
この作品を観るのに知識や教養は一切不要。
ただ1つ、このお下劣さを笑い飛ばせる寛大な心が必要です。